外見
私たちは人を外見で評価しがちです。
きちんとした服装をしている人と
だらしない格好をしている人を比べると、
誰でもきちんとした服装をしている人には敬意を払いますが、
だらしない格好をしている人には見下した応対をします。
しかし人を外見で評価していると
思いもよらない困難に出くわすことがあります。
サイババの信奉者でこういう人がいました。
砕石場で働いていた人です。
同じ職場で働いている同僚の一人が、
シャベルカーを使って、
砕石を種類ごとに分けて、
所定の場所に運ぶ仕分けの仕事をしていました。
服装がだらしなく、
シャベルカーの扱いも乱暴で、
いやな人と仕事をしなければいかないなーと思っていました。
砕石を大きさごとにきちんとわけるのでなく、
大きさが似たようなもののときは、
分けずに一緒にしてしまうということが常でした。
ある日のこと、
いつものヤダナーという思いを変えて、
この人はババさまが自分を試すために、
毎日彼がいやだと思うことをしているのだと考えて、
その人をババさまが変装していると考えたそうです。
するとどうでしょう?
その人は砕石を大きさごとに区別して、
彼が望むように保管場所に運んでくれたそうです。
人を外見で判断するのではなく、
神としてみると、
相手の人は神の特質を表わしてくれるのかもしれません。
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- 2013/11/27(水) 21:27:36|
- 光線とイニシエーション
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