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秘教治療

アリス・ベイリーの秘教治療を紹介しつつ、ヨガの先生の教えを回想する。霊治療、光線エネルギーのまったく新しい知識を織り込んでいきます。エーテルについての知識を広めることを目的としています。

三月十二日のこと(4)

宿舎には中庭があって、それをぐるりと廊下が囲んでいる。女性たちの部屋のドアに鍵がかかっているのを確認して、引き返そうするとき反対側の廊下をこちらに向かって歩いてくる大垣さんに気がついた。彼女はペコリと頭を下げて、「ありがとうございました。ビブーティを奥様から頂きました」。と挨拶された。
 朝のダルシャンのときにセバの人から頂いたプラサード(注57)一人で食べてしまった、と私が婦人たちの前で語ったら、家内が「うちの主人は、いつもそうです。人に分け与えず自分だけ食べてしまいます」。と愚痴を言った。
 これは、私がサイババから頂いたビブーティを分けてもらっていない、腹いせの言葉だと解釈した。私は自宅に戻ってから家内に差し出そうと思っていたビブーティをすぐに持ってきて、彼女に差し出した。小匙一杯分もない、わずかな量である。
 家内は、何事も独り占めにせず、どんなにわずかでも、分かち合うというのが信条で、その僅かなビブーティを隣室の、他の人たちとも分け合ったようである。私は感心するというよりもどちらかというと、呆れたという方が正直な思いだった。
 その日の夜も婦人方の部屋に行って、今日のお祭りの様子を聞くことにした。
 婦人方も全員が一つになっていたわけではなく、リンガムを出す場面を見た先程の人たちのグループとは別行動だったそうである。家内は、インドの人たちが、このお祭りに参加するために、遠い道のりを裸足で歩いてくると聞いて、そのひび割れた足を見ているうちに、この人たちこそ前の方の席につけますように、と祈ったらその通りになって、自分たちは、ホールには入ることができず、ホールの外で中の様子を伺うことになったと話した。
 家内は、自分の考えたことが、そのとおりに実現するということを身にしみて実感しているようであった。思い通りになったということを、家内からこれまでにたびたび聞いていた。
 サイババがリンガム(注55)を出すとき、非常に苦しそうな様子なので、心の中で、どうか苦しむことなく、リンガムをだされますように、と宇野さんは祈った。すると、二回目にリンガムを出されるときは、苦しむ様子はなく、楽に口から出された。
 安藤さんは、自分がこの祭りに参加することになった意味をビジョンで、悟らされた。そして、マハシバラトリ祭の意味と、サイババの隠れた役割について啓示を得られたとおっしゃった。一人ひとりの祈りがかなえられていることに驚きを禁じえない。これは、だれの祈りであろうとも、決して無駄に終わることがないというメッセージを、サイババが出されているのだと解釈した。
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  1. 2010/08/31(火) 14:21:05|
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