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秘教治療

アリス・ベイリーの秘教治療を紹介しつつ、ヨガの先生の教えを回想する。霊治療、光線エネルギーのまったく新しい知識を織り込んでいきます。エーテルについての知識を広めることを目的としています。

三月十二日のこと(1)

朝二時四十分に目覚めた。今日はマハシバラトリ祭(注54)の日だ。
安田さんが元気になっていた。「安田さんは西洋医学の薬の信奉者だね」。と皮肉を言ってしまった。
 しかし、彼は自分でサイババに治療のエネルギーを送ってくださるように祈ったら、すぐに治ってしまったと言う。私はハッと気がついた。サイババに安田さんに治療のエネルギーを送ってくださるように祈ったが、そのとき、もし安田さんの病状がすぐによくなれば、きっとそれは私が祈ったからだ、と自分の手柄にしたい気持ちが芽生えていたろう。祈りの効力を知り始める者が陥りやすい罠がそこにある。祈ることを知るものは、自分を無とすることを学習しなければならない。その意味で、安田さんに「自分で、サイババに治療の愛のエネルギーを送ってくださるように、祈れば、、、」と告げたことは正解だった。
 本人が真剣な気持ちで祈ることによって、二人で協力すれば、治療の力は大いなる効力を発揮する。そしてすべての人が、その力を持つ。

 安田さんと二人で、三時十分頃待ち合わせの場所に行った。途中、日本からの女性たちのグループが、円陣を作ってガヤトリー・マントラム(注44)を唱えているのを見かけた。グループで統一して行動しようというわけだ。
 待ち合わせ場所に、私たち二人以外誰もいなかった。会場に向かう大勢の人の流れを見やりながら、二人で、「この時間になっても他の人が一人もいないとは、変だね。もうでかけたかもしれない」。「とにかく十五分まで待ってみて、それまでに誰も来なければ、二人で行きましょう」などと話していた。
 やはり誰もこなかった。行く前に飯島先生の部屋を尋ねて見た。ドアをノックするとお嬢さんが出て来られて、「父はすでに出かけた」と言われた。
 二人は、ガネーシャ神像の広場に急いだ。立錐の余地もないほどの人が集まっていた。私たちは、丘の上に通じる小道に沿って、並ぶように指示された。この小道も、インディアン・キャンティーンの脇にある、あの同じアカシャもどきの木に覆われていて、その花の香りと、ガネーシャ神像(注40)を祭ってある祠で焚かれているお香とが入り交じって、強い薫りがあたり一面に漂っている。
 待つこと一時間ほど。意外に短い待ち時間だった。ホールに導かれた。ホールでは最前列から百人以上後方であった。サイババの姿は、遠方に小さく、それもほんの数分間、目にしただけであった。
 しかし、私はホールでサイババを待っている間、ずっと例のバラの香りをかいでいた。私はこの香りは、ホール全体に漂っているものだと相変わらず考えていた。
 会場を去る直前にセバの人たちが、プラサード(お供えもの)を参加者に配る。それは椰子の実のココナッツをチップ状に固めたものだった。私はその場で、一口で食べてしまった。後で、家内が私に教えて言うのであるが、それは周囲にいる人たちと分け合って食べるべきものであるという。私たちは、その後で行われるバジャンをパスして部屋に戻った。
 マハシバラトリ祭の日には、キャンティーンは開かれないと聞いていた。
 
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  1. 2010/08/29(日) 06:16:49|
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